院長コラム

top-p7.png top-p4.png top-p6.png top-p5.png top-p2_20220422201251121.png

HOME | 院長コラム | 院長コラム44

小槌
院長コラム

Vol.44  「たなか成長クリニックの七夕かざり 2019」


2019/7/10

 

 
恒例のたなか成長クリニックの七夕かざりが、今年も行われました。短冊の数は今までで一番多く210枚にも達しました。

将来なりたいもの・・・・・・・・・43枚(20.5%)
身近な願い・・・・・・・・・・・・39枚(18.6%)
学業の向上・・・・・・・・・・・・36枚(17.1%)
身長に関する願い・・・・・・・・・27枚(12.9%)
運動能力向上・・・・・・・・・・・24枚(11.4%)
家族の健康、幸せ・・・・・・・・・18枚(8.5%)
演奏、歌の向上・・・・・・・・・・・2枚(1.0%)
友達関係・・・・・・・・・・・・・・2枚(1.0%)
解読不能・・・・・・・・・・・・・19枚(9.0%)

1位、2位は去年と変わらず、去年は4位だった「学業の向上」が「身長に関する願い」を抜いた3位になり、2017年に1位だった「身長に関する願い」が、4位に転落です。「運動能力向上」と「家族の健康、幸せ」も逆転しました。
将来なりたいものは、男の子の「サッカー選手(7名)」が圧倒的な人気。女の子は「プリキュア(3名)」「おひめさま(2名)」など。今年は「いしゃ(ドクター)になりたい(5名)」「かんごし(2名)」「薬の開発(1名)」と、医療関係も大人気。「パテシエ(3名)」「だいく(2名)」も、堅実な願い。その他、「宇宙飛行士」「トレジャーハンター」「政治家になって、4階建ての家を建てたい」「おかねもちになりたい」など。「めいわくをかけない人になりたい」と謙虚な子も。「竹内涼馬になりたい」は(?)
身近な願いでは、最近の流行について教えられます。ゲーム関係が7名いて、「ニンテンドーのスイッチください カセットはスマッシュブラザース」「カセットはスプラトゥーン」とswitchが人気らしい。「ゲームがえいえんにできるように、したいです」という、ゲーム中毒者も。芸能関係では、「TWICEのハイタッチ会 当たりますように」「TWICEのライブチケットがあたりますように」。「嵐にあえますように」はわかりますが、「推しに会いたい」は、なんのことかわからずに検索しました。「推し」は「応援している人」「お気に入りのキャラクター」「好意をだいている人」などの意味だそうです。「東方キャラがよめになりますように(ぜったい)」も、私には意味不明でした。
「お父さんとたくさんあそべますように」は、お父さんが仕事で忙しいのでしょうか。「おいしいけーきがたべたいな」「アイスをたくさん食べれますように」「たくさんご飯を食べられるように」なども、毎年みられます。変わったのでは「総理と桜を見る会」に招待されますように」「巨人のリリーフがこれ以上炎上しませんように」など。
学業の向上に関しては、「受験に合格しますように」の合格祈願が10名いて、中学受験も2名みられました。「○○テストでいい点がとれますように」が12名、「テストで100点がとれますように」が6名。「I wish I could get good grade on my report (B range or A range).」と国際的なものも。「頭が良くなりますように」というチャッカリ組も2名。
身長に関する願いは、ほとんど全員が「背が伸びますように、大きくなりますように」。「3年生のあいだに、125cmまでせがのびますように」「平均身長になれますように」「背が160cm以上に伸びますように」という具体的な目標も。「せがたかくなって、あしがはやくなりますように」「せがのびてふとりますように」という願いもありました。みんなの目標が達成できるように、先生も頑張って治療します。
家族の健康・幸せは、「家族全員、健康で元気にすごせますように」は、毎年見られる願い。「○○ちゃんの背が、ママより高くなりますように」というお母さんの願い。ご両親が喜ぶ「ずっとおかあさんとパパとみんなでくらしたいです」という女の子の願い。「千才まで生きれますように」や「みんなの願いかかないますように(2名)」という、大きな願いも。運動能力向上は、「足が速くなりますように(6名)」は、毎年多い願い。ついで「サッカーがうまくなりますように」「サッカーで県選抜代表選手に選ばれますように」というサッカー関連が6名と多く、野球関連を上回りました。「アイスホッケーでせんばつメンバーにえらばれますように」という男の子や、「ママさんバレーのしあいで サービスエースをとれますように!」というお母さんもいました。
演奏・歌の向上や友達関係は、今年は少なく、小さなこどもが、お絵かき代わりに使って解読不能が多かったのは、昨年と同様でした。
ちなみに、クリニックスタッフの今年の願いは「たなか成長クリニックに来ているお父さん・お母さん・子供たちみんなが 笑顔で健やかに過ごせますように」。
 

院長コラム

当院から様々なジャンルのコラムを発信しています。