短冊は268枚と、2021年の272枚に次いで第2位の数でした。2020年に1位だったコロナ関係は、また第11波に差し掛かっていますが、ついに0枚になりました。昨年1位に返り咲いた「身近な願い」が、今年も1位でした。2位は「学業向上」と入れ替わって「身長に関する願い」がはいりました。
 

 
（表）  １位の「身近な願い」は、毎年バラエティー豊富。「動物だらけの世界になりますように」、「アメリカに戻って永住できますように」、「元カノと復縁できますように」、「はやくお兄ちゃんがうざくなくなってほしいです」、「寒がりになりたい」、「このつかれをいやしてください」。「お金がほしい」、「金プリーズ」は、毎年のパターン。「富、名声、力、この世すべてを手にいれたい」という欲張りなものも。具体的な「かぜにならないで、かるいざわにいきたい」、「無事留学して戻ってこれますように」という願いも。かわいいのは「まほうがつかえるようになりますように」、「もっとしずかになれますように」、「ライオンになれますように」。
 
2位の「身長に関する願い」は、「身長が伸びますように」「背が伸びますように」が圧倒的に多かった。「こどもの身長が伸びますように」という母親の願いも多かった。こども本人からは「身長が170ｃｍ超えますように」、「173cmにはなりますように」と、今年は目標が高かった。「身長と成績が伸びますように」、「テストの点と身長が伸びますように」、「しん長が伸るように。中間テストの点数80点以上ように」、「身長180cmのイケメンになれますように」、「薬が効いて、身長が伸びますように。バスケと勉強がどっちもうまくいきますように。」と、欲張りな願いも多かった。　
 
3位の「学業向上」は、「志望校に合格できますように」、「期末テストで80点以上になれるように」、「偏差値70安定して行けますように」、「期末テストの結果で自信をもてるといいなあ」など。「すいらん高校に受かりますように」、「九段に合格しますように」と具体的な願いも。「お兄ちゃんがあたまよくなりますように」という兄思いの弟も。威勢のいいのでは、「きまつテストのしょうぶで友だちに勝てますように」「学業成就　依存離脱」。
 
4位の「将来なりたいもの」は、昨年多かった「医者」などの医療関係がいませんでした。スポーツ関係では、サッカー選手の４名は「せかい一のストライカーにおれはなる！」、「プレミアリーグとくてん王になりますように」、「サッカー日本代表になれますように」などと夢は大きい。野球選手が２名、テニスプレーヤが１名。女の子は「アイドル」が４名、「おひめさま」が２名。その他「なまはげになれますよに」、「うちゅうひこうしになりたいです。つきおみてみたいです。」。「世界みんなのために元気をあたえられる人になれますように」という素晴らしい願いもあった。同じく４位の「家族の健康・幸せ」は、「家族が皆が健康で幸せに毎日を過ごせますように」は、毎年の皆の共通な願い。その他「かぞくとりょこうにつかうお金がほしいです」、「友達や家族とけんかをしないでくらせますように」、「おとうさんや、おかあさんが長いきしますように」など。「無病息災」、「家内安全　交通安全」の標語も。
 
５位の「平和への願い」は、「戦争がなくなりますように」に尽きます。
 
６位の「運動能力の向上」は、「あしがやはやくなりますように」２名、あとは「サッカー」、「バレエ」、「剣道」、「バスケ」など。