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Vol.37  歌い継ごう あしたへ! 2017


2017/6/27

 
6月11日(日)14:00から、仙台の東北大学百周年記念会館川内萩ホールにて、東京大学、東北大学、北海道大学、九州大学の男声合唱のOB合唱団が、四大学ジョイントコンサート「歌い継ごうあしたへ! 2017」を開き、私も東京大学音楽部OB合唱団アカデミカコールのメンバーとして参加しました。

このジョイントコンサートは、2011年6月に品川のきゅりあん大ホールで開かれた東京大学、東北大学、九州大学OB合唱団による「今こそ歌を!東日本大震災復興支援三大学ジョイントコンサート」、2013年7月に仙台川内萩ホールで北海道大学が加わった、四大学ジョイントコンサート「歌い継ごう あしたへ!」に続くものです。

10日(土)の診療が終わってから、東京駅から「はやぶさ」で仙台に向かいました。10日、11日と、丁度東日本大震災の鎮魂と復興をめざす東北六魂祭と重なり、ホテルがとりにくく、JTBの小川さんに駅前のモントレ仙台を予約してもらいました。夕食は、同期の田中(雅)夫妻と東京と仙台で精神科のクリニックと病院に勤めている藤本先生と、藤本先生行きつけの日本料理屋で、旬のホヤに舌鼓を打ちました。

11日当日の集合前に、2015年8月に交通事故で亡くなった五十嵐 裕先生のお参りに、円福寺まで行きました。五十嵐先生は私より少し年上で、約20年前に五十嵐小児科を仙台市高森町に開き、大阪の野瀬先生と共に小児内分泌を中心としたクリニックの先駆けとなった先生です。私が開業してからも、親しくおつきあいをさせていただいていました。まだ、お墓が建っていないので、五十嵐先生の遺骨は、大きな本堂に寂しそうにまつられていました。

ジョイントコンサートでは、我々東京大学音楽部OB合唱団アカデミカコールはトップバッターで、「お気に入りの歌たち~委嘱作品オムニバス~」と題して、我々が現役のときからOB合唱団までのあいだの我々の委嘱作品をオムニバスで歌いました。現役の3年生の時に高田三郎先生に委嘱した「晴夜・異郷の雪」より「晴夜」、OB合唱団が1991年に多田武彦先生に委嘱して多田先生自身の指揮で初演した「東京景物詩」より「冬の夜の物語」、2002年に正岡子規の短歌にドイツ在住の番場俊之先生が作曲した「桜茂りて」より「夏の歌」、1967年の学生時代の東京六大学合唱連盟演奏会の合同演奏のために藤原義久先生に委嘱し、前田幸市郎先生の指揮で初演した「四つの祈りの歌」より「ロンド・アレルヤ」、2014年に三澤洋史先生に委嘱し、三澤先生自身の指揮により東京六大学OB合唱連盟演奏会で初演した「三つのイタリア語の祈り」より「Ave Maria」を、団内指揮者の酒井雅裕さんの指揮、三木蓉子さんのピアノ伴奏で演奏しました。私は、これらの全ての委嘱作品を初演のステージで歌っているので、感慨深いものがありありました。1曲毎に会場から拍手がわき、納得のいく演奏ができたと思います。

北海道大学は、上田真樹作曲の「終わりのない歌」、九州大学はCapletとKodalyの「2つのGloria」、東北大学は約100名で多田武彦作曲の「富士山」をそれぞれ演奏しました。最後のステージは合同演奏で、約240名がステージ狭しと並び、それぞれの合唱団の地方にちなんだ歌を歌いました。東北の「青葉城恋歌」、九州の「柳河」、北海道の「この道」、東京は関東まで広げて「箱根八里」を全員で大合唱しました。アンコールの「齋太郎節」はご当地ソングとあって、会場から手拍子が打ち鳴らされ、初めての経験で感動しました。「齋太郎節」最後のfffは全員声を張り上げ、会場中に声が響き渡りました。締めは会場の人たちと「遙かな友に」を歌って終演となりました。今回のジョイントコンサートは、私も東京大学から実行委員の一人として、企画の最初から参加してきたので思い入れがあり、会場の人たちと「遙かな友に」を歌ったときには、胸が熱くなりました。
 

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