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No.34 「オプトアウト用書類」


2022/9/5

多施設共同研究についてのお知らせ

 
小児の低身長・思春期早発症などの内分泌疾患を診療している施設で組織している「低身長外来研究会」で、『成長ホルモン分泌不全性低身長症における成長ホルモン治療の長期的効果』という共同研究を行うことになりました。たなか成長クリニックでは、成長ホルモン分泌不全性低身長症(GHD)と診断されて、成長ホルモン(GH)治療を受け、2016年1月から2021年12月までに成人身長に達した方が対象になります。
 
わが国では、GHDにおけるGH治療は1975年から始まり、治療を受けたGHDの平均成人身長は、2001年の報告で男子が160.5cm、女子が147.8cmまで改善されてきましたが、それ以後の製薬会社の市販後調査や成長科学協会の報告でも、あまり改善が認められていませんでした。低身長外来研究会は、GHDの成人身長の他施設共同研究を行い、2012年に男子163.9cm、女子150.9cm、2018年に男子164.7cm、女子151.1cmと報告し、現在での一番高い成人身長の報告となっています。
 
今回も、同様の多施設共同研究で、成人身長の調査を行います。本研究では、患者さんの性別、在胎週数、出生体重、出生身長、ご両親の身長、GHDの重症度、GH開始時の年齢、身長(身長SDスコア)、体重、骨年齢と思春期開始時の年齢、身長(身長SDスコア)、体重、骨年齢、GH治療量、成人身長のデータを収集します。すべてのデータは匿名化して収集され、お名前、出生年月日、住所などのプライバシーに関する情報は含まれておりません。
 
データならびに収集した内容は本研究責任者の下で厳重に管理されます。本研究で得られた結果は、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがあります。本研究に必要な資金について、製薬企業などからの資金提供は受けておりません。
 
この研究を実施するにあたり、倫理的妥当性と科学的合理性が倫理審査委員会で詳細に検討され問題のないことが確認されました。
・倫理審査委員会審査終了日:令和4年8月23日
ご自身の情報を研究に利用することを承諾されない方は下記にご連絡下さい。本研究に関する資料をご覧になりたい場合、またはご質問等がございましたらご遠慮なくお尋ね下さい。
 

令和4年9月
たなか成長クリニック
                     田中 敏章
連絡先:〒158-0097  東京都世田谷区用賀2-36-7  ファミィーユ用賀1階
電話番号:03-3708-3939
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院長の学術活動をご報告いたします。

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