院長・副院長紹介

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 学術活動

No.26 当クリニックで行う研究についてのお知らせ

2020/07/06 

 
 たなか成長クリニックでは、2010年1月から2019年12月までに低身長を主訴に当院を初診で受診された方で、そのうち学問的に低身長だった方を対象に、『成長ホルモン分泌不全性低身長症における男女差の検討』という臨床研究を実施することになりました。低身長の定義は、学問的には「統計的に身長SDスコアが-2SD以下」とされております。SDスコアとは、平均からどれだけ離れているかの指標で、お子さんの身長が、初診時にお渡しした標準成長曲線の身長の-2SDの線より下に記されている場合、低身長の定義に当てはまります。初診の時に、先生からお子さんが低身長の定義に当てはまるかどうかの説明は受けていると思います。一般的には同姓同年齢の子どもが100人集まったときに、身長の低い人から2~3番目の人が定義に当てはまります。
 現在成長ホルモン分泌不全性低身長症の発症率は、男子:女子の比が2:1と世界的にも男子が女子の2倍の発症率であると報告されています。しかし、元々低身長の定義は統計的に定められているため男女ほぼ同じ人数であるにもかかわらず、低身長で受診する方は、当院においても男子の方が多いのが現状です。そのために、実際は男女で発症率が同じであるにもかかわらず、成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断される患者さんの数が男子に多くなり、それが発症率の差として報告されている可能性があります。
 本研究は、多数の低身長の患者さんを検討し、低身長のうち成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断された人の割合を男女で比較することによって、実際に男女差があるのかを明らかにする研究です。本研究では、患者さんの性別、在胎週数、出生体重、出生身長、ご両親の身長、受診時の年齢、身長(身長SDスコア)、体重と成長ホルモン分泌刺激試験の有無と、有の場合はその判定のデータを収集します。すべてのデータは匿名化して収集され、お名前、出生年月日、住所などのプライバシーに関する情報は含まれておりません。
 
 データならびに収集した内容は本研究責任者の下で厳重に管理されます。本研究で得られた結果は、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがあります。本研究に必要な資金について、製薬企業などからの資金提供は受けておりません。
 
 この研究を実施するにあたり、倫理的妥当性と科学的合理性が日本医師会倫理審査委員会で詳細に検討され、問題のないことが確認されました。
・倫理審査委員会審査終了日:令和2年6月24日
・倫理審査管理番号:R2-2
 
ご自身の情報を研究に利用することを承諾されない方は下記にご連絡下さい。本研究に関する資料をご覧になりたい場合、またはご質問等がございましたらご遠慮なくお尋ね下さい。
 

令和2年7月
たなか成長クリニック
研究責任者:田中 敏章
連絡先:〒158-0097  東京都世田谷区用賀2-36-7  ファミィーユ用賀1階
電話番号:03-3708-3939

学術活動

 
 2020/07/06
No.26  当クリニックで行う研究についてのお知らせ
 2020/02/18
No.25  業績一覧 2017-2019
 2018/06/15
No.24  特発性成長ホルモン分泌不全性低身長症における成長ホルモン治療後の成人身長調査2016
-男子の蛋白同化ホルモン併用は、成人身長を高くする-

 2018/06/08
No.23  GHD男子におけるGHと蛋白同化ホルモン併用療法の成人身長に対する治療効果
 2017/11/10
No.22  業績一覧2013-2016
 2015/04/28
No.21  「抄録2012-2015」 抄録 SGAGHTX 2015
No.20  「抄録2012-2015」 抄録 6歳時低身長 2015
No.19  「抄録2012-2015」 抄録 GHRP-2 2014
No.18  「抄録2012-2015」 抄録 GHD&QOL 2014
No.17  「抄録2012-2015」 抄録 GST+PB 2012
 2013/01/29
No.16  抄録 2011-2012
No.15  業績一覧(2011-2012)
 2011/02/23
No.14  績一覧(2008-2010)
No.13  小児検査基準値
 2010/06/12
No.12  低身長児の自然発育「成人身長の改善を規定する因子の検討」 「成長ホルモン分泌不全性低身長症における成長ホルモンによる前思春期の治療開始年齢別治療効果」
 2009/11/19
No.11  「成人低身長になる機序-低身長思春期発来-」と「低身長思春期発来児にたいする蛋白同化ホルモン・性腺抑制併用療法の有効性」
 2009/01/20
No.10  業績一覧
No.09  抄録
 2008/10/07
No.08  日本小児内分泌学会報告
 2008/06/10
No.07  6月講演予定
 2008/05/28
No.06  「改訂版 成長障害の臨床」が韓国で翻訳されて出版
 2008/02/26
No.05  総説と原著論文の要約
 2007/11/14
No.04  日本小児内分泌学会「学会賞」を受賞
 2007/10/30
No.03  韓国の成長ホルモンをとりまく事情
 2007/10/23
No.02  ”Forum on Growth Hormone Research, 2007” (成長ホルモン研究フォーラム 2007)
 2007/10/17
No.01  9月8日午後から12日まで、シンポジウムおよび学会