たなか成長クリニックは、低身長を中心とした小児内分泌疾患を扱う専門性の高いクリニックです。

ご予約・お問い合わせ03-3708-3939

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小槌
原因

低身長の原因は、次の3っに分類されます。


 
① 体質・遺伝(正常バリエーション)
② ホルモン(内分泌)異常
③ 基礎疾患(全身の病気)

① 体質・遺伝(正常バリエーション)


生まれつきの体質やご家族の身長の影響によって、身長がゆっくり伸びるタイプです。
 
病気ではなく個人差の範囲であることが多く、基本的には治療の必要はありません。成長のペースを見ながら、定期的に経過を確認していきます。
 
●何が起きている?

  • 生まれ持った体質・遺伝
  • 成長のペースがその子なりに決まっている

●特徴

  • 成長曲線に沿っている
  • 年間の伸びが保たれている
  • 思春期が遅れることがある

●代表パターン

  • 家族性低身長(親も小柄)
  • 体質性思春期遅発(思春期が遅い)

●対応

  • 基本は経過観察
  • 必要に応じて定期フォロー

 「様子を見てよいケース」

② ホルモン(内分泌)異常


体の成長をコントロールするホルモンの働きに異常がある状態です。
 
成長ホルモンや甲状腺ホルモンが不足すると、身長の伸びが悪くなることがあります。
血液検査などで調べることができ、適切な治療で改善が期待できます。

 
●何が起きている?

  • 成長に必要なホルモンが不足・過剰
  • 成長の指令系統がうまく働かない

●代表例

  • 成長ホルモン分泌不全
  • 甲状腺機能低下
  • 思春期早発症

●特徴(重要)

  • 成長スピードが低下
  • 成長曲線を下に外れる
  • 骨年齢にズレが出る

 「本来伸びる力が出ていない」
●対応

  • 血液検査・ホルモン検査
  • 必要に応じて治療(例:成長ホルモン)

 「伸びる力に問題がある状態」

③ 基礎疾患(全身の病気)


体の他の病気が影響して、身長の伸びが悪くなる状態です。
 
心臓・腎臓・消化器の病気や、慢性的な体調不良などが関係することがあります。
原因となる病気の治療を行うことが、成長の改善につながります。

 
●何が起きている?

  • 栄養・代謝・臓器機能などの異常
  • 成長に必要な土台が整っていない

●代表例

  • 染色体異常(ターナー症候群など)
  • 慢性疾患(心臓・腎臓など)
  • 骨の病気(軟骨無形成症)
  • SGA(出生時低体重)
  • 心理的ストレス(愛情遮断など)

●特徴(超重要)

  • 体重も増えにくい
  • 元気がない・食欲低下
  • 体のバランス異常(骨疾患など)

 「体の土台そのものに問題」
●対応

  • 原因疾患の診断・治療
  • 多職種での管理が必要なことも多い

 「体全体の問題が成長に影響している状態」

低身長は、同性・同年齢(月も)の子の多数のデータから統計的に定義されていて、背の小さい順に100人並べたときに、前から2人ぐらいが「低身長」という定義に当てはまります。

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