たなか成長クリニックは、低身長を中心とした小児内分泌疾患を扱う専門性の高いクリニックです。

ご予約・お問い合わせ03-3708-3939

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低身長・基礎知識

(なんこつていけいせいしょう)

軟骨低形成症


Hypochondroplasia

軟骨低形成症(なんこつていけいせいしょう)は、骨の成長に関わる「軟骨」の形成が不十分になることで起こる先天性の低身長疾患です。

 
代表的な骨系統疾患のひとつで、軟骨無形成症よりも軽症型として位置づけられます。
 

 概要

  • 主に四肢がやや短い低身長(軽度〜中等度)
  • 出生時は目立たず、幼児期〜学童期で気づかれることが多い
  • 「主に若年から年内の成人に見られる腫瘍です。」のような腫瘍ではなく、骨の発育異常(遺伝性疾患)

 

 原因

  • 多くは FGFR3遺伝子 の変異
  • この遺伝子異常により、軟骨から骨への成長(内軟骨性骨化)が抑制される

 

 主な症状

軟骨無形成症ほど特徴は強くありませんが、以下が見られます:
●身長・体型

  • 低身長(-2SD前後〜それ以下)
  • 四肢短縮(特に上腕・大腿)
  • 体幹は比較的正常

●顔貌・頭部

  • 軽度の前額部突出
  • 鼻根部がやや低いことも

●その他

  • 関節の可動域制限は軽度
  • 知的発達は通常正常

 

 診断

① 臨床所見

  • 身長の伸び方(成長曲線)
  • 体型バランス

② 画像検査

  • X線での骨の形態評価

③ 遺伝子検査

  • FGFR3変異の確認

 

 鑑別疾患

  • 軟骨無形成症(より重症)
  • 家族性低身長
  • 体質性思春期遅発

 

 診断・対応

現時点で根本治療はありませんが:

  • 経過観察 → 成長曲線の定期フォロー
  • 成長ホルモン療法 → 一部で使用されることがある(効果は限定的)
  • 生活指導 → 運動・姿勢・体重管理

 

 ポイント

  • 見逃されやすい軽症型骨系統疾患
  • 低身長外来では→ 体型(体幹と四肢の比)を見ることが非常に重要
  • 家族歴の確認も大切(軽症で未診断の親がいることあり)

低身長は、同性・同年齢(月も)の子の多数のデータから統計的に定義されていて、背の小さい順に100人並べたときに、前から2人ぐらいが「低身長」という定義に当てはまります。

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